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日本の障がい者スポーツの将来像(ビジョン)〜活力ある共生社会へ〜


はじめに


(公財)日本障がい者スポーツ協会は、1965年から半世紀にわたり、厚生労働省をはじめとする行政や民間団体の支援の下、関係団体と連携して日本の障がい者スポーツの振興を進めてきました。
日本の障がい者スポーツを牽引する立場から、このたび当協会は、これまでの歴史や直面する現状と課題等を踏まえ、障がい者スポーツのさらなる発展を目指して、「日本の障がい者スポーツの将来像(ビジョン)」を策定しました。
このビジョンは、日本の障がい者スポーツの将来あるべき姿と、それを実現するための具体的施策について、国際的な動向を鑑み、当協会としての思いや考え方をまとめたものです。ビジョンの各施策については、そのほとんどが当協会単独では実行できないことからも、今後このビジョンを関係各方面に説明し、必要な調整をはかりつつ、広く社会の共通認識が得られるようにしていきたいと考えます。
各施策実行に必要な人材・資金等の問題は、各施策を具体的に進めていくにあたっての課題と認識して、関係省庁・団体・機関との連携・協働による検討を行う中で対処していきたいと考えます。
また、ビジョンの着実な実行をはかるために、2020年・2030年の目標を掲げ、アクションプランを作成し、PDCAを徹底していく考えです。
こうした点に留意し、当協会としては初めてとなるビジョンの策定とその実行を通じて、障がいのある人のスポーツ環境を整え、日本の障がい者スポーツの発展、ひいては活力ある共生社会の創造を実現していけるよう、新たな決意を持って取り組んでいく所存です。

日本の障がい者スポーツの将来像(ビジョン)と具体的施策の概要


ビジョン概要


目指すゴール

アクションプラン

「障がい者スポーツの将来像(ビジョン)」の実現のため、公益財団法人日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会は以下に取り組みます。


1 スポーツ施策の一元化

スポーツは、障がい、年齢、性別などによって区別されるものでなく、スポーツの中に障がい者が参加するものがあるとの観点からスポーツ施策の一元化について、関係機関に働きかける。

2 障がい者スポーツの振興体制の整備

関係団体との連携を深め、日本を代表し統括する日本障がい者スポーツ協会を中心とした障がい者スポーツ振興体制を構築する。

3 障がい者スポーツの普及・振興

全国障害者スポーツ大会を含めたイベント等を通じて、障がい者スポーツに参加するきっかけを作るとともに、ハード・ソフト両面で障がい者スポーツに対する理解を深め、障がい者が日常的にスポーツを行う環境を整備する。

4 国際競技力の強化

パラリンピックをはじめとする国際大会での成績向上、障がい者スポーツにおける国際的な日本の地位向上、及び国内での障がい者スポーツ・パラリンピックの評価向上を目指す。

5 障がい者スポーツの国民理解の促進

障がい者スポーツの理解推進及び普及発展に不可欠な情報の発信と共有化への取り組みに向け、専門的事業者も含めた検討を行い、計画的な広報事業を推進する。

6 障がい者スポーツの支援体制の充実

オフィシャルパートナーシップの他に、企業及び個人が、障がい者スポーツの支援に参加できるプログラムを推進する。

7 財政基盤の充実・安定化

全ての活動に通じる資金獲得について、現状の財政を洗い出し、多方面からの支援・協力を得ながら財政基盤を安定させるとともに、計画的な予算執行を推進する。

8 協会の組織体制の強化

活動の基盤となる、日本障がい者スポーツ協会の組織体制について、役員・職員・委員会等の各役割を見直し、効率的に目的達成する為の体制を構築する。